- Career Up Story
- シンプルでいて 意味のあるデザインが、 好きなんです。
Career Up Story
N.NakanoDesign Division Designer
2008年入社
デザイン専門学校のインテリアデザイン科卒業後、
商業空間デザイナーをめざしステラに入社
時代の風を感じながら、
新しいことに挑戦しつづける
空間デザイナーで
ありたいと思います。
入社1年目
- 自分の考えで進める。しかも、速く、正確に。
がむしゃらにデザインに取り組んだ。 -
私は、展示会や学会のブースのデザインや設計を行っています。キャリアを振り返ってみたときに、仕事への向き合い方が変わりはじめたのは、入社3年目ぐらいですね。完全に自分にまかされる案件が増えてきた。上司のチェックなしで、自分の考えで進められる。その分、責任感が強くなり、クライアントの要望や営業の意見を積極的に聞き、また他社のブースと自分の手がけたものを比べて研究するようになりました。まかされる仕事の数も増えたので、一つひとつ滞りなく納品することにも気を配っていました。デザインや設計の質・精度を高めながら、納期を守るためにスピーディーに進める。いろいろな意味で、がむしゃらに取り組んでいた時期でしたね。
入社6年目
- 学会の競合コンペにチームで取り組む。
説得力のある提案をめざした。 -
この当時、学会の併設展示などコンペ案件が増えてきました。新規のお客様を獲得するために、営業や企画、いろいろな部署の人とチームを組んで仕事をするにあたって「説得力のあるデザイン」を描くようにしなきゃと思うようになりましたね。デザインの意図は、プレゼンに挑むチームが共有しなければならないもの。もちろんコンペなので目を惹き付けるインパクトも大事ですが、展示会・学会ブースにおける空間デザインは、人の動線や使いやすさなど、見た目以外の機能性はそれ以上に重要だからです。他の人から見た時、私のデザインは「シンプルなデザイン」と評価されることがあります。なぜこのようなデザインにしたのかと問われたときに、理由を一言で答えられるくらいわかりやすくシンプルなデザインにしたいと思っています。そういう私の考え方も、数々の案件への取り組みから身に付いてきたものかもしれません。
Vision for the future
- ライフステージを考えながら、デザイナーとしてのキャリアを高めていきたい。
-
ここ数年でステラも若い人が増えてきました。私自身もマネージャーとなり、教えてもらう立場から教える立場になりました。また4年前に結婚して…。そういう意味では、仕事への向き合い方も、プライベートも、若い頃とは当然変わってきている。これからは自分のライフステージも考えながら、デザイナーとしてのキャリアを磨いていきたいと思っています。空間デザインの本質は、これからも変わらない。でも、時代の求めるものは変わっていくので、それを敏感に感じ取りながら、人の声に耳を傾けられる、頭の柔らかいデザイナーでいたいと思いますね。